本日、6/23(金)。第10期目となる株主総会が開かれました。
今年度は、コロナ禍の収束を見込み様々な売上増加策を講じましたが、豊中市桜塚商店街に設置したアンテナショップ「やぶや」はコロナ禍で休業が相次いだこともあり客足が戻らず、令和5年3月14日を以って5年半の営業を終了。例年、企業販売が多かった棚田米の販売不振など厳しい状況が続きました。
エネルギー・資材・原材料費等の値上がりなど、弊社に限らず厳しい世の中となりましたが、これまでの10年間に及ぶ活動の結果を振り返り、力を入れるべき販路を見極め注力することにより、より無駄のない洗練された生産・仕入れ・販売体制を確立していきたいと思います。
今年は生産性・利益率の高い新商品の開発がすでに始まっており、地域企業や地域おこし協力隊員開発商品とコラボをすることにより、バリエーションの充実と販路の拡大、販売促進を図っております。
他、前年度に形にできなかったイベント向けの特産品開発も進めてまいります。
●アンテナショップ
浅草の「まるごとにっぽん」では運営主体、展示形態が変わったこともあり、販売が伸び悩み、費用対効果に課題が生じたことから今年度での撤退を決断。
しかしながら、東京都心におけるアンテナショップ効果は、市内事業者の通信販売・ふるさと納税申込状況にも表れているとの声もあり、効果的な場所での新たな展開を模索、検討してまいります。
また、豊中市桜塚商店街の「やぶや」の営業終了で有機野菜の販路が縮小しておりますが、新たな有機栽培農家向けの販売支援策も併せて模索してまいります。
●トヨタグループ
今後は、トヨタカーディーラー店舗での「やぶや」出張販売、トヨタ販売店のノベルティ商品の開発などを積極化し、トヨタグループに向け販売を強化していきたいと考えております。
●展示会・商談会
今年度は、コロナ禍も落ち着きを見せ全国各地で商談会や即売会の開催が復活してきたことから、これらイベントに積極的に参加し、朝倉山椒の加工品を中心に販路拡大に努めてまいりました。商談会の参加も、コロナ禍収束により前年度は1回(3日間)であったものが、今年度は5回(12日間)開催されたました。
●ふるさと納税
市内の道の駅等での販売強化のため、ポップや品揃えの見直しを行った結果、養父市内での売り上げは39%増となったほか通信販売商品など、ふるさと納税返礼品の充実を図りました。