良く晴れた5/17、養父市特産の朝倉山椒を愛する「朝倉山椒ファンクラブ」会員の皆様23名が集まり、それぞれのオーナー木から鈴生りに実った朝倉山椒を収穫されました。
参加された会員の方々は、京阪神だけでなく岡山県やカナダからの参加者もおられ、山椒畑が活気に溢れました。
お一人1kg前後の収穫があり、充実感とともに満足げな声が上がっていました。
収穫も終わりファンクラブの皆さんと、養父市内の寿司料理「ふなき」さんで昼食をいただきました。普段からランチ営業もされていますが、この日は特別に実山椒の入ったちらし寿司と花山椒を浮かべた鱧のお吸い物をご提供いただきました。
優しい風味が特徴の朝倉山椒は料理の味を引き立て、赤酢の酢飯、新鮮な魚、醤油に至るまでそれぞれの美味しさを感じられました。鱧のお吸い物の花山椒も口に含むとほんのりと山椒の風味が広がり、おしとやかに風味を添えます。
午後からは、遠方から来訪いただいた会員の方々を、養父市の古刹「名草神社」にご案内。
標高約1000mの妙見山の中腹に建立された名草神社へは、杉木立の中を通る長い山道を進み、周辺の山の頂を見下ろします。
ようやく駐車場にたどり着き参道を登ると、見渡す限り鎮守の森のように残る妙見杉。
胴回りがとても太く圧巻の妙見杉が境内を囲み、古代の森に入ったかのような雰囲気に、ここはまさに養父市のパワースポットだと感じました。
約8年の歳月をかけて修繕された名草神社は創建当時の色彩が甦り、深い緑の中、社殿は鮮やかに輝いています。参加された皆さんも息を上げながら、感嘆の言葉が止まりませんでした。
5月は山椒の収穫シーズン、養父市内の本格的な収穫も始まります。
朝倉山椒を使った養父市特産品をどうぞご賞味ください!^^